コーヒー生産国が大集合~中米・カリブの国のコーヒー~
こんにちは、庵の柴田です。
俺のふるさとの出番が来たぜ!コスタリカあたりに居そうなキクチくんです。
さて今日は中米・カリブ海のコーヒーをご紹介します!
~中米の国々~
グアテマラ、エルサルバトル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ
~カリブ海の国々~
コーヒー生産国としてよく知られている国は、大体このような感じかと思います。
特に中米はコーヒー生産が盛んで、ベリーズという国以外の全ての国でコーヒー生産を盛んにおこなわれています。
一つ一つ書いていくと日が暮れてしまいますので、特に押さえておきたいことをご紹介していきますね!
1、グアテマラ
グアテマラのコーヒーは日本人の味覚と非常に相性が良いとされています。
根拠は、日本への輸入量です。
ここで同じ中米のホンジュラスと比較してみましょう。
グアテマラのコーヒー生産量は、ホンジュラスの大体半分くらいです。
大まかに、ホンジュラスの生産量を100とすると、グアテマラは50強となります。
このうち、日本に輸出されるコーヒーされる割合はどのくらいでしょうか。
実は、ホンジュラスを1.5とすると、グアテマラは7.5くらい輸出されています。
グアテマラで生産された全コーヒの2割弱が、日本に輸出されているのです。
地域としては、アンティグアがグアテマラのコーヒー聖地とされていますが、近年ウエウエテナンゴなど他地域のコーヒーも注目されつつあります。
2、パナマ
数年前に彗星のごとく登場しデビューしたコーヒー界のスーパースター!
ゲイシャ種
で一躍有名になった生産国です。
ちなみに日本の芸者とは全く関係ありません笑
ゲイシャはコーヒーの固定概念を覆すような風味と価格の高さ、両方の面で驚かされるコーヒーですね。
ゲイシャ種はパナマ以外の国々でも栽培されていますが、中米国でゲイシャといえば真っ先にパナマを連想する方も多いのではないでしょうか。
3、ジャマイカ
コーヒーの王様と言われることもあるブルーマウンテンの生産国です。
実はこのブルマンは、日本政府と大きなかかわりがあります。
気になる方は「ブルーマウンテン 日本政府 ODA」と検索して見え下さい。
余談ですが、ジャマイカは危険な薬「マリ〇ァ〇」の生産国としても知られています。
旅行の際はうかつに手出ししないようにしましょう笑
他にも紹介したい国がありますが、とりあえずここまでにしましょう。
中米・カリブ海の国々は赤道より北の北半球の国です。
大体フィリピンと同程度の緯度でしょうか。
先程紹介しましたグアテマラのアンティグアが、北緯14.5°くらいです。
中米・カリブ海共に、すっきり軽やか系の風味が特徴です!
カリブ海の方が香り、酸味、コクのバランスが取れているとされ、特にブルーマウンテンはこのバランス感覚が絶妙で繊細です。
なので、この特徴を出すのに焙煎も非常に難しく、繊細に取り扱わければなりません。
上図に焙煎できたブルマンは、高級な玉露のような印象があり、至高の美味といえるでしょう。
さて今日はここまでです。
次回はがらりと場所を変え、アフリカのコーヒーを紹介したいと思います。
ではでは!