コーヒーの作り方~精製方法とは~
こんにちは、庵の柴田です。
コーヒー豆は、「コーヒーノキ」から収穫される実「コーヒーチェリー」の中に含まれる種です。
私たちコーヒー屋はこの「種」にどうやって熱を加えてやるかに日々頭を悩ませながら
焙煎しております。
さて、読者の皆様が自家焙煎珈琲店で豆を購入するとき、「ナチュラル」とか
「ウォッシュド」、「ハニー」などの表記を目にされたことがあるかと思います。
これは、どうやって実から種を取り出して、「コーヒー豆」として完成させるか
この方法を指す言葉です。主に以下の4種があります。
1、ナチュラル(非水洗式)
2、ウォッシュド(水洗式)
3、フリーウォッシュド
4、スマトラ式
簡単に特徴を書いていきましょう。
1、ナチュラル(非水洗式)
収穫されたチェリーをそのまま乾燥させ、一定期間後に中の種を取り出す方法です。
伝統的な方法で、ブラジルやエチオピア、イエメンなどで行われています。
果肉をついたまま乾燥させることから得られる「独特な風味」が特徴。
2、ウォッシュド(水洗式)
名前の通り、大量の水を使い、複雑な工程を経て実から種を取り出します。
世界中で広く行われており、特にコロンビアのコーヒーは99%ウォッシュドです。
工程中「発酵槽処理」されたものを、特に「フリーウォッシュド」と呼びます。
3、パルプドナチュラル
ブラジルで開発された精製方法で、ナチュラルと少し違います。
果肉を取り、粘性のある「ミューシレージ」という物質が表面に付着している状態で、実を乾燥をさせます。
「ハニープロセス」とも呼ばれおり、頭を混乱させる精製方法かもしれません笑
4、スマトラ式
マンデリンはスマトラ式の精製方法で作られるコーヒーの代表格で、収穫期と雨季が重なる関係でこの方法が行われているようです。
名前の通り、他の地域には見られない少し特殊な精製方法といえるでしょう。
以上になります。
全ての特徴を書くと非常に長くなってしまいますので、ここではほんの一部しか書いておりません。
ご興味を持たれた方は、ぜひ一度調べていただくか、お店の人に聞いてみてください!
きっと喜んでお話をして下さることでしょう。
当店にお立ち寄りいただいた際は、ぜひ私にもお尋ねください。
それでは!