焙煎過程その2~洗い~
こんにちは、庵の柴田です。
早速ですが、下の写真をご覧ください。
2種類の豆を、同条件で洗ってみました。
水の様子が違います…この濁りの差は、「豆に付着している汚れの差」でもあります。
国によっては、水が大変貴重な資源である場合もありますよね。
その他色々な要因がありますが、どこかの過程で汚れが付着することもやむを得ない場合もあるのです。
さて、もしこの濁りが、豆の成分が水に溶けだしたもの由来だとすれば、それはおかしいですね。
なぜなら上記にもあるように「同条件」で洗っているからです。
同条件であるなら、濁り方もまた同じようになるはずですが、実際は写真の通りです。
どんなに高品質な豆でも、生産されてから日本のお店に届くまで、多かれ少なかれ豆に汚れは付着します。
これはごくごく自然なことです。
付着した汚れを落とす、これも自然なこと。
汚れのないコーヒーは、雑味のないコーヒーへとつながっていきます。
どんなに優れたコーヒー豆であっても、汚れが付着したままでは台無し、ということです。
次回は洗い後の「乾燥」過程について書きます。
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それでは!